
なぜ今、「走れるサンダル」なのか?
厚底に頼らない。地面を感じ、人間本来の足の機能を取り戻す。
走れるサンダルの二大巨頭、LUNA SANDALS & XEROSHOES 特集。
サンダルで走る。それは「本能」への回帰。
「サンダルで走るなんて無理!」そう思うかもしれません。
しかし、現代の過保護なクッションシューズが、私たちの足を「退化」させているとしたら?
極限までシンプルなサンダルは、ただの履物ではありません。
地面の情報をダイレクトに伝え、人間が本来持っている「衝撃を逃がす走り方」を呼び覚ますためのツールとなります。

運命を変えた一冊『BORN TO RUN』
LUNAとXERO。この2大ブランドは、1冊の本で繋がっています。
LUNA SANDALS(ルナサンダル)
創業者のテッド・マクドナルドは、足のトラブル解決のヒントを求め、メキシコの走る民族「タラウマラ族」を訪ねました。彼らが古タイヤで作ったサンダル「ワラーチ」で山々を駆け抜ける姿に衝撃を受け、その製法を継承して生まれたのがLUNA SANDALSです。
XEROSHOES(ゼロシューズ)
陸上選手だったスティーブンは、故障に悩む中で同書に出会い、自らサンダルを自作。その後、ナイキやリーボックの元デザイナーと共に、「足を保護しつつ、地面を感じる」という合理的かつ科学的なアプローチでXEROSHOESを完成させました。
走れるサンダルがもたらす「4つのメリット」
サンダルで「踵(かかと)着地」をすると、痛くて走れません。
自然と膝や腰への衝撃が少ない「ミッド・フォアフット着地」へと導かれます。
ソールの削れ方を見れば、自分の走りのクセが一目で分かります。
「ブレーキ」をかけるような着地を改善し、足首や土踏まずの筋肉を活性化。
怪我の少ない、しなやかな体作りをサポートします。
指先が自由に動く解放感は、一度味わうと戻れません。
超軽量なので、日々のランニングだけでなく、登山後のリラックスシューズや、旅先のセカンドシューズとしても最適です。
履き込むほどにソールが自分の足の形(舟形)に反り返り、オーダーメイドのようなフィット感へと進化します。
「教科書」としてのソール
サンダルで「踵(かかと)着地」をすると、痛くて走れません。
自然と膝や腰への衝撃が少ない「ミッド・フォアフット着地」へと導かれます。
ソールの削れ方を見れば、自分の走りのクセが一目で分かります。
ランニング障害の予防
「ブレーキ」をかけるような着地を改善し、足首や土踏まずの筋肉を活性化。
怪我の少ない、しなやかな体作りをサポートします。
圧倒的な軽量性と解放感
指先が自由に動く解放感は、一度味わうと戻れません。
超軽量なので、日々のランニングだけでなく、登山後のリラックスシューズや、旅先のセカンドシューズとしても最適です。
自分だけの「一足」に育つ
履き込むほどにソールが自分の足の形(舟形)に反り返り、オーダーメイドのようなフィット感へと進化します。

最もベーシックでソールが薄いモデル
Venado 2.0
ルナサンダルと言えばコレというくらい愛好家が多いのが「べナード」です。最大の特徴は厚さ僅か9mmのソール。
サンダルも含め厚底のシューズが市場に溢れている中で新鮮な薄さ。ほぼ裸足の状態なので、慣れていない方がいつもの感覚で走るとたちまち足に悲鳴が。これだけ薄いので、自分の足がどの位置で着地しているかをランニング中の足音や筋疲労などを「サイン」として明確に理解することができます。素足感覚の強さから「走り方を教えてくれるサンダル」と形容されることもあります。

ファン待望の復刻限定モデル
Leadville Trail
トレイルランニングの聖地、コロラド州レッドビルの名を冠したこのモデルは、タラウマラ族の伝統的なワラーチに最も近いシンプル構造が魅力です。
軽量で食いつきの良い Vibram® Newflex outsole は驚くほど柔軟で、短期間で驚くほど足に馴染みます。その軽快さとダイレクトな接地感は、一度履けば手放せなくなる「銘品」と呼ぶにふさわしい仕上がりです。

ゼロシューズの原点であり、非常にシンプルなモデル
Genesis
ゼロシューズの原点であり、ブランドを代表する“走れるサンダル”。わずか5mmに満たない(4.8mm)極薄ソールと、無駄を削ぎ落としたシンプルなストラップ構造が、地面の凹凸や温度をダイレクトに伝える「ほぼ裸足」のフィーリングを実現します。
肌当たりの良い柔らかな紐を採用しているため、長時間のランニングやウォーキングでも擦れなどのストレスが少なく、日常の散歩からハードな使用まで幅広く対応。足本来の機能を目覚めさせ、自然で無理のない姿勢や動きをサポートしてくれる、ベアフットライフの良き相棒となる一足です。

日常を自由にする多機能モデル
Aqua Cloud
「アクア」の名が示す通り、ウォーターアクティビティを想定した特殊なソールパターンを採用。濡れた岩場や滑りやすい路面でも高いグリップ力を発揮し、水辺でのアクティブな動きを支えます。
ゼロシューズらしい「地面の感覚をダイレクトに拾う」裸足のフィーリングはそのままに、足本来の機能を呼び覚ます自然な歩行・走行をサポート。水辺のレジャーはもちろん、ハイキングから軽めのランニング、そして日常使いまで、フィールドを選ばずマルチに活躍する一足です。
サンダルでの走り方
1. まずは歩く
まずはルナサンダルを履いて歩いてみることをお勧めします。
恐らくいつものランニングの感覚でルナサンダルを履くと痛みが出るかもしれません。ランニングフォームを改善するためのルナサンダルを履いて怪我をしてしまったら元も子もないので、先ずは軽く家の周りを1周歩いてみるくらいの気持ちで徐々に慣らしていきましょう。
2. 最初はゆっくりとしたペースで
サンダルラン特有の足裏感覚が楽しくてついスピードを上げてしまうこともありますが、先ずはいつもより1:00~2:00/kmほどゆっくりしたジョグペースで走ることをお勧めします。
3. 慣れないうちは柔らかい地面で
サンダルランに慣れて足の筋肉が備わってくるまでは硬いアスファルトよりも林道や草地など、なるべく足への負担が少ない路面で走るのも効果的です。
4. 重心の真下で着地する
重心の真下でつくことで自然と踵からの着地を避けられます。踵から着地すると衝撃が膝や腰に伝わり怪我の原因となります。ルナサンダルは地面からの衝撃が直接伝わるので自然とつま先から優しく着地する人間本来の走り方が身につきます。
5. 短いストライドでリズミカルに
衝撃を和らげるために、短いストライドかつ細かいケイデンスで小気味よく走りましょう。これができてないと「パタパタ」と少々不恰好な音を立てます。そうではなく「すたーっ」といくイメージ。良いランナーは静かに走ると言われています。
はじめての方へ
Q:サイズの選び方を教えてください
A:つま先の余りがないジャストサイズをおすすめしています。
サンダルにおいて、適切なサイズ選びは安全に走るための最優先事項です。
一般的なシューズのように「つま先に1cm以上の余裕」を持たせると、歩行時やランニング中に先端が地面に引っかかりやすくなります。これは転倒のリスクを高めるだけでなく、引っ掛けないように無意識に不自然な足運びをしてしまい、本来の自然な動きを妨げる原因にもなります。
【サイズ選びの目安】
・足の実寸がわかる方:実寸とほぼ同じサイズ、またはつま先の余りが数ミリ程度に収まるサイズを選んでください。
・実寸がわからない方:普段のランニングシューズ(つま先に1cmほど余裕がある状態)より、「1cm小さいサイズ」を目安にするのがおすすめです。
参考例:
ALTRAの「ESCALANTE 4」でUS11.0(29cm)を履き、つま先に約1.3cmの余裕がある方の場合は、US9.5(27.5cm相当)が推奨サイズとなります。
Q:サンダルで走ると、足の指の間が擦れたり豆ができたりしませんか?
A:個人差はありますが、いくつかの対策で快適に楽しめます。
初めて履かれる際、皮膚の強さや足の形によって、鼻緒の部分などに擦れを感じる方がいらっしゃいます。一方で、最初から全くトラブルなく走れる方もおり、個人差が大きいのが実情です。
快適なサンダルランニングを楽しむための、代表的な対策をご紹介します。
・ソックスを活用する: 5本指ソックスや足袋型のソックスを着用することで、直接の摩擦を防げます。
・保護バームを塗る: テングバームやGurney Goo(ガーニーグー)といった、摩擦を軽減するバームやワセリンをあらかじめ塗っておくのが非常に効果的です。
・少しずつ慣らす: 最初のうちは短い距離から始め、皮膚を少しずつサンダルに馴染ませていくのも「本来の走り方」を手に入れるための大切なステップです。
Q:サンダルを履くだけでなく、足指のケアもしたほうが良いですか?
A:はい。足指が本来のポジションで自由に動くよう整えることで、サンダルでの足運びがよりスムーズになります。
本来の走り方を手に入れるために、実は「足指が正しく広がっていること」は非常に重要な要素です。足指が使える状態になると、歩行やランニング時の安定感が増し、体への負担を最小限に抑えることができます。
特におすすめなのが、サンダルと併用できる「足指スペーサー」の活用です。
・足指を動かす感覚を養う: スペーサーを使用しながら動くことで、現代の靴生活で固まりがちな足指を解放し、地面を捉える本来の感覚を取り戻せます。
・ルナサンダルとの相乗効果: 足指が広がった状態でルナサンダルを履くと、地面からのダイレクトな情報にプラスして、「指先で地面を掴む感覚」がより鮮明に。驚くほどスムーズな足運びを実感できるはずです。
「楽に、そして健やかに走る」ための土台作りとして、ぜひサンダルとセットで取り入れてみてください。
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